【日本語教師の旅のスタイル】ベトナムひとり旅(ホーチミン編①)
2022年5月22日更新
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こんにちは、ぱんずです。
ときは2020年2月10日、まだ台中。
ベトナム出発前、ホーチミンの空港に迎えにきてくれるはずの友だちから連絡があり「祖父が亡くなり日本に帰ることになった」「急でごめんね」と。
友だちをあてにして、ベトナム旅行の計画をろくに考えてなかった。
友だちが「ベトナムに来てから、ゆっくり考えましょう」って…
とりあえずホーチミンで2日くらい過ごしてから、友だちの暮らしてるバリアへ行く予定が目前で無くなってしまった。
こればっかりは、しかたないよね。
でも…大丈夫かな?わたし…
不安が募る。
ここは台中のバスターミナル。
桃園空港行きのバスを待っている。
前日まで同僚や学生さんが毎日のようにお別れを惜しんでご馳走してくれた。
台中って、こんなに美味しい店があるんだって、去る前に気づかされました(笑)
そんなことを思い出しなから、バスを待っていました。
(まだかなぁ)なんて思いながら、おもむろにチケットを見たら、
「乗車駅:一航駅(桃園空港)下車駅:朝馬駅(台中バスターミナル)」
ん?
あれーっ、逆じゃん!
焦りました…
やばいベトナム行けないかも?
慌ててカウンターに行って、半べそ状態で間違えてルートを逆に買っちゃったこと伝えたら、窓口のお姉さんが笑いながら、「はーい、これで大丈夫よ。行ってらっしゃーい」みたいな感じで、チケットをペンで書きかえて、次のバスに乗せてくれました。
何という台湾人の優しさ。
いつも思うけど、台湾に限らずアジアの国は、マニュアル対応じゃないんですよね。
みんな自分の判断で行動してくれる。
日本は上辺のサービスは最高だけど、何かあったとき、上司に聞かないと動けないから(笑)
しかしこれは、これから起きるトラブルの予兆だったのかもしれない。
空港ついたら、Vietjet Airのカウンターで帰りのチケットが無いと乗せられないと言われて困ってしまいました。
「今から買いなさい」みたいな対応なんです。
ホーチミンの空港で3か月マルチビザを取るから、まだ決めてないことを伝えると、提出書類を見せたらOKしてくれました。
何かカウンターの人に迷惑かけて申し訳なかったです。
「はじめてなので、許してください」と謝ったような記憶があります。
英語だったか中国語だったか、どっちだっけ。
しかしこれは、これから起きるトラブルの予兆だったのかもしれない。
(またかい!)
ホーチミン空港に着きました。
ビザのカウンターで取得の書類を渡して、けっこう待ちました。
たくさんの外国人がいる中、めっちゃドキドキした記憶があります。
1時間くらいかかったかも?
入国審査の行列にならんで、出るころには飛行機が到着してから、けっこう時間が過ぎちゃったようです。
ベトジェットの荷物がどこにもない!
探しても探してもありません。
焦りました。
端から端まで何回も何回も見ました。
もう泣きそう!
ふと、荷物の小さな山が…
もしかして、ありました!
見つけたぞー(≧▽≦)
ビザに時間がかかっちゃったから、コンベアーから荷物を放り出されたようです。
とりあえず、ひと安心。
しかしこれは、これから起きるトラブルの予兆だったのかもしれない。
(またまたかい!)
空港のSIMカード売り場で、とりあえず1か月のSIMを購入。
台湾もタイもなんだけど、ちゃんと店員さんがスマホにセットしてくれるんですよね。だからすぐ使える!
実は、すごいことなんです。
台湾から日本へはじめて一時帰国したとき、1週間5000円のSIMを成田空港で買ったら、説明書と一緒にSIMを渡されました。
お客は、わたし以外誰もいなかったので「すぐに使いたいから、セットしてください」とお願いしたら、そうゆうことやってないって断られました。
なんとか空港でセッティングしようとしたら、WiFi環境じゃないとセットできなかったんです。
スマホでGoogleMapを使えないし、ホテルが分からないから交番に行きましたよ(笑)
2019年の世の中で交番で道を聞いたのは、わたしだけじゃないかな。
日本って、意外とサービスが悪いですよね。
それは、おいといて。
いきなりGrab(配車アプリ)は使えないし(というか使い方が分からないし)
20年前、ベトナムではホテルから乗った帰りのタクシーで怖い恐喝にあったので(ちょっと高くてもしょうがないか)と空港のタクシーカウンターでチケットを買いました。
店員さん5人くらいで騒いでて、みんな暇なのに誰も乗り場を案内するわけでもなく「10番のところに立ってろ」って追いやられた。
10番のところで立ってると、1人の男が近づいてきて、「こっちだよ」って薄暗い駐車場へ連れていかれました。
けっこう歩いたので「ホントなのか?」って何度も聞いたかな。
そして乗るなり「金払えと」(あれっ、嫌な予感)
車の中に英語で説明が書いたボードが貼ってあった。
「金はさっき払った。それ以外は要らないと言ってた」
って、言い合いになり。
「いくらなら、出せるんだ」と言われて、財布を取り出したら、急に財布の中の金をわしづかみされて、思わず。
「何すんだよ!」と、大声で怒鳴っちゃった。
思いっきり日本語です(笑)
そしたら、警備なのか?パトロール?の人が来て、ことなく済みました。
20年前の悪夢ふたたびでした(>_<)
しかしこれは、これから起きるトラブルの予兆だったのかもしれない。
(またまたまたかい!)
そして、また10番に戻りました。
そしたら、今度は本物の係の人が「あそこへ行け」と道路を渡って向かいの乗り場を指さしました。
そこの手配してるお兄さんに半べそかきながら、先ほどの出来事でどんなに怖かったかを話し何でチケット買ったのに、こんな目に合わせるんだって怒りまくりました。
目の前で見てて分かってたんでしょうね。
ただただ丁重に謝ってくれました。
あのカウンターの5人も、もしかしたらグルなのかも知れません。
友だちがすすめてくれた7Sホテルは怪しい日本人街にあって、ちょっと分かりづらく、何度も何度も小道を行ったり来たり、まあそれはしょうがないのですが、色っぽいお姉さんたちに誘惑されまくって困りました。めっちゃキレイだし、正直タイプの女の子もいました。ただ胸は人工モノではないかと(笑)
何とか見つけて、ホテルでチェックイン。
のはずが、…
ホテルの人が「予約されてない」と…
バウチャー渡しても、首を振るばかり。
どうしよう?
英語は苦手だし、言おうとすると、中国語が出てくるし…
あ~ホテルまで来て、半べそ。
そしたら、救世主が登場。
友だちの彼女とその友だちでした。
たまたまホーチミンに遊びに来て泊まってたらしく。
ホテルの人と英語で話してくれました。
どうやら、わたしが同じ名前の系列の別のエリアにあるホテルを予約してたようです。
えっ、同じ名前で2つあるの?
また間違えた!
ホテルの人のご厚意で、そのホテルに泊まれることに。
ありがとう!友だちの彼女とその友だち。
しかし、初日に何回トラブってるんだろう(笑)
ホーチミン編②予告画像です。
ホーチミン編②へつづく…
【日本語教師の旅のスタイル】ベトナムひとり旅(ホーチミン編②)
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では、またねー
ぱんず
ベトナムのお供に(^_-)-☆
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