×文型導入は教師が考えて小芝居を打つもの【それって日本語教師のスタンダード?】④

それって日本語教師のスタンダード?




×文型導入は教師が考えて小芝居を打つもの【それって日本語教師のスタンダード?】④

こんにちは、ぱんずです。

今回はそれって日本語教師のスタンダード?の第4弾です。

前回の記事×添削は無給でやるのが普通【それって日本語教師のスタンダード?】③は読んでくれましたか。

日本語教師 のスタンダードではないこと

1.×直接法なので日本語以外使うな

2.×PPT使用/PJ投影より絵/文字カードの方が○

3.×添削は無給でやるのが普通

4.×文型導入は教師が考えて小芝居を打つもの

5.×教案は必ず作るもの

6.×学習者との連絡は必ず電話か対面で

7.×提出物は必ず紙で

今回のテーマはこちら。

4.×文型導入は教師が考えて小芝居を打つもの

日本語教師養成講座では基本文型導入は小芝居でした。

教育実習で手ごたえがあったときに日本語教師って面白いと思えたのも小芝居の導入があったからです。

でもわたしの場合、養成講座のときからイラストを見せて導入するのも併用してたので、毎回小芝居ではなかったですね。

イラスト導入も小芝居と言われれば否定できませんか(^_^;)

日本語教師になってから小芝居してウケると嬉しくて、その日はニコニコして授業してました。

たぶん悦に入ってました(笑)

でも1日1日、日本語教師をつづけていくと、ウケなんて、どーでもよくなってくる。

自分がウケることより、学生さんが理解できたかどうかが1番大事になったんです。

面白い導入も必要ですが、学生さんが本当の意味で楽しいと思えるときは理解できたときです。

それは顔を見ればわかります。

小芝居とかウケ狙いに囚われすぎずに大事なことを気づかせてくれたのも学生さんでした。

小芝居がよくないとか、そうゆうことではなくて、導入はあくまでもキッカケ作りと考えて、そのあとの解説や練習ほうに力を入れてました。

例文を作ったり、イラストを描いたりして、学生とのやりとりがたくさんできるよう心がけました。

最初の導入も変に芝居じみたことをしないで、学生と会話しながら導入できる方法もよく考えてました。

たとえば、その日導入する文型を使いまくります。

簡単なやつね。

学生さんが「ん?」となることを願って。

「みんなの日本語」の第31課、意向形とか授業開始から使いましたね〜

勉強しよう。

漢字を書こう。

休もう。

聞こう。

最初は学生さんが「あれっ?」ってなって、教科書を見て「あっ、これか」ってなります。

それで学生さんのほうから意向形で返してくれるようになります。

そしたら、めっちゃ喜んであげるんです。

文型導入のとき「みなさん、使ってましたね」って解説からできて、すぐ練習に入れます。

ただ普段から言動に厳しくしてる先生は難しいかもしれません。

学生さんが「先生ありがとう」って言ったら、
「ありがとうじゃねーだろ、ありがとうございますだろ、ふざけんじゃねーよ」とか言っちゃう先生。

千葉の日本語学校のとき、常勤の女の先生方は、「ございます」つけないとマジで怒ってましたね。

絶対、意向形を使ったら怒られるって学生は思うだろうなぁ。

ちょっと脱線しました(笑)

みなさんの文型導入が上手くできることを心から願います。

次回は「✖️教案は必ず作るもの」です。

お楽しみに。

では、またねー

ぱんず

「×直接法なので日本語以外使うな【それって日本語教師のスタンダード?】」

×PPT使用/PJ投影より絵/文字カードの方が○【それって日本語教師のスタンダード?】②

添削は無給でやるのが普通【それって日本語教師のスタンダード?】③

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