こんにちは、ぱんずです。
今回は「できる日本語」の著作権のことについて話します。
「できる日本語」第1課では、初回の授業でホワイトボードに登場人物を板書しています。
授業の最初に学生さんたちに配るのが「お友達シート」です。
パクさんだけ名前と国が書いてありますが、あとはみんなで書いて入れてもらうカタチです。
学生さんには、自分の似顔絵、名前、国を書いてもらいます。
ほとんどが台湾人なので、台湾人と書いていますね。
こんな感じで授業で使っていたんですよ。
お友だちシートは下記の記事にあります。
元もとは同僚が手作りで切り張りして作ったシートなんです。
いただいたコピーは今も持っていますよ(・∀・)
それを作り直したのがお友だちシートなんです。
こういうのは個人的に学生さんに配っていいかなと思っています。
それは嶋田和子先生がWEBサイト「できる日本語広場」の「課ごとの道しるべ」の第1課のところで「教科書との対話を重視した立体的教科書利用授業展開をしてください」と言っているからです。
でも、この「お友達シート」をブログでダウンロードできるようにしたのは、いいんだろうか?と半信半疑でした。
「できる日本語」を使っている先生たちに、第1課の最初に学生さんに配ってほしいなと思っています。
「できる日本語」のキャラクターがわたしは好きなので、親しみを持ってもらいたいという気持ちもあります。
そういう思いを込めて、ダウンロードできるようにしたんです。
嶋田先生が立体的教科書利用授業展開と言ってはいるものの、まあそれは実際に授業で使う分にはいいと思うんです。
とはいえ、実際にみなさんが教科書をコピーして切り張りしたりして使ったりとか、またパクさんの絵を描いたりとかして…。
授業で使う分には多分問題ないんじゃないかなとは思うんですけど、それをネットに上げるのはどうかな?というのはちょっとモヤモヤしてたんですよね。
その点は著作権には触れているけど、でも使ってもいいよね、みたいな。
まあ大丈夫じゃないか、みたいな感じのちょっと不安な気持ちもあったんですよ。
それで思い切って嶋田先生にメールを送ってみたんですよ。
「できる日本語広場」に確かメールアドレスが載っていたので。
実はこれこれこうで、お友達シートを作って、ダウンロードできるようにしてるのですが問題ありませんか?って。
著作権の問題ありませんか、みたいな感じで。
もしダメなら記事とダウンロードはやめますので、みたいなことをメールで送ったんですね。
実際は、もっともっといっぱい思いを込めて書いてます(;^_^A
ちょっと長かったかもしれないですね。
メールを送ったら、5分もしないうちに返事が帰ってきて、それがなんと嶋田和子先生が「私はいいと思うよ」みたいなことを返事してくれたんです。
「ただ著作権はアルクさんだから、担当者さんに伝えますね」と。
もうビックリしました!
メールが来て「ありがとうございます」のメールを返信しようとしてたとき、アルクさんの担当者さんから、OKのメールが届きました。
こちらもめっちゃはやい!
それもやり取りの中で「やっぱりナタポンさんが男の子では1番人気ですかね」みたいなことを書いてたりとか、すごく優しくて感じのいい返事をしてきてくれたんです。
アルクの担当者さん「大丈夫ですよ」と言ってくれたのにも驚いちゃって、なんか少しは注意とかあるかな?と思ったんですけど、すごく寛大だったんですよね。
「できる日本語」を使って儲けようとか、そういうことでない限りは大丈夫みたいです。たぶんね(;^_^A
嶋田和子先生とアルクの担当者さんにすごく感謝の気持ちでいっぱいです。
「みんなの日本語」に関しては聞いたことがないので分からないけれど、たぶん同じじゃないかと考えます。
「みんなの日本語」のミラーさんも劇画だったり、デフォルメされていたり、実写の動画があったりで「できる日本語」のキャラのように同じデザイナー(岡村伊都さん)が全部描いているわけではないので、愛着感がかなり違うけど、初回はキャラクター紹介してもいいかと思います。
長くなりましたが「できる日本語」を通じて考えた著作権の話しでした。
では、また。
ぱんずせんせい。