日本語教師と日本語学習者がSNSでつながること
今回は日本語教師を目指しているMomijiさんに向けて書いた記事です。
こんにちは、ぱんずです。
Twitterで残念なことがありました。
日本語教師を目指してるMomijiさんが傷ついてアカウントを削除された件です。
Momijiさんは「日本語教師と日本語学習者はSNSでつながるべきではない」という問題定義をTwitterでいたしました。
(※残念ながら、わたしが気づいたときには、元になったツイートは削除されていて読むことはできなかったので、文章などはわかりません)
Momijiさんのツイートに怒ったフォロワーが多い日本語教師さんがMomijiさんに対して、「あなたはコミュ障だから日本語教師に向いていない」という内容のツイートをして、そのツイートを読んだMomijiさんが傷つき、アカウントを削除されました。
わたしからすると、なんでコミュ障で日本語教師に向いていないのか、さっぱりわかりません。
だって、日本語学習者とSNSで繋がるのを良しとしない日本語教師は、けっこういますよ。
わたしが勤めた日本語学校は2校ですが、おそらく3分の1以上の日本語教師は日本語学習者とSNSをやっていなかったと思います。
フォロワーの多い日本語教師さんのツイートによると、日本語教師の3割以上は、コミュ障ということになっちゃうんですよ。
そして、その3割の日本語教師は、日本語を教えることに向いていないので、他の職業に転職したほうがいいらしいです。
そんな、バカな!
実は、わたしの尊敬する師匠ともいえる日本語教師養成講座の校長先生は、「SNSで日本語学習者とつながることはよくない」と言っていました。
公私はちゃんと分けるべきということですね。
けっして日本語学習者に冷たいわけではありません。
校長先生の留学生に対しての愛情は人一倍強いものでした。
わたしは、SNSで日本語学習者とつながることを選びましたが、どちらが正しくて、どちらが正しくないということは、ないと思います。
SNSで学生さんと食事したり旅行したり…楽しんでいましたが、勉強のことや学習の悩みにも対応していました。
ただ困ったこともありました。
何度か「保証人になってほしい」とお願いされることがありました。
学校のルールで保証人にはなれないのですが、ただ学生の気持ちを考えると、迷ってしまうのです。
たぶん、校長先生は長いキャリアの中で、いろいろなトラブルがあったのだと思います。
そんな思いを日本語教師の後輩たちに背負わせたくなかったのかなって。
だから、SNSでつながるのも、つながらないのも、どっちも正しいです。
考え方の違いなだけ。
問題定義されたということは、それだけ熱いってことですよね。
ズバリ!日本語教師に向いてると思います。
だから、Momijiさん、日本語教育の現場に立ってください。
心から応援します。
ぱんず
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