【台湾の日本語教師】中国語ができたほうがいい?できないほうがいい?
台湾で中国語ができたら、生活には便利だし、台湾人とお友だちにもなれる。
中国語ができたらいいことだらけです。
でも日本語の授業で日本語教師が中国語ができることを知られたら、ガラリと授業が変わってしまうことにもなりかねません。
学生は中国語で質問するし、先生は中国語で説明することに…
これをどう捉えるか、日本語教師しだいかもしれません。
日本語で日本語を教えたい先生にとっては不本意なことだし、中国語を使ってもいいと考えてる先生はあまり問題じゃないことです。
以前同僚が「学生が中国語で質問してきて困ってる」と言ってたことがありました。
学生に日本語でと指示しても、しつこく中国語で質問してきて結局折れて中国語で答えてしまうとか…
わたしが思う対処策は
1.わからないふりをする。
わたしの場合、長い中国語はホントに分からないし、普段から中国語の発音が変なので、学生に中国語ができない人と認知されていました。なので、かなり効果的でした。
※中国語のできる先生は発音がきれいだからバレるのかも。
2.それでもしつこく質問する学生には、クラスのできる学生に教えるように指示します。
これ千葉の日本語学校で困ったときに使っていました。文法の導入でわからない学生に同じ母国語のいちばんできる学生に教えるように手で合図するんです。頼まれた学生さんは一生懸命説明してくれます。学生さんは、頼まれると嬉しいみたいなんですよね。まさにWINWIN!
これ参考になったかな。
授業見学させていただいたとき、中国語ができる先生が2人いました。
1人の先生の授業は中国語ばかり。でもクラスは賑やかで楽しそうです。
ちょっと残念だったのは日本語で話してる学生にも中国語で答えちゃってたこと。
学生も先生も中国語で話したいなら、お互いWINWINでいいかなと思いました。
もう1人の先生の授業は文法の説明など難易度が高いところは中国語で説明して、あとは日本語で教えていました。
このクラスの学生は中国語の説明のときは真剣に聞いて、日本語のときは、自分のできる日本語で楽しそうに答えていました。
日本語と中国語のバランスがとてもいいなって思いました。わたしはこの授業を見て直接法にこだわらなくてもいいんじゃないかと考えさせられました。
何が言いたかったかというと、結局は日本語教師次第なのかな。
こんなオチですみません。
よろしかったら、みなさんの対処法を教えてください。
では、またねー
ぱんず
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