はじめての授業オリエンレーションとクラスルール

日本語いろいろ




はじめての授業オリエンレーションとクラスルール

こんにちは、ぱんずです。

はじめの授業のオリエンテーション

自己紹介など、ちょっとドキドキで楽しいですよね。

それとは別に学生に伝えなければならないのが、クラスルールです。

日本語学校で働いたことがある人は、クラスルールを分かってると思いますが、コロナで留学生が入国できない状況では、なかなか日本語学校で働く機会がない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

なので、今回はクラスルールがどんなものか、千葉の日本語学校時代のクラスルールを参考に下記に書いてみました。




クラスルール

あいさつ

当番制で学生に号令をかけさせる(反時計回りなど)

開始:「起立 気をつけ 礼」→「お願いします」

終了:「起立 気をつけ 礼」→「ありがとうございました」

携帯電話

辞書としての使用を許可する(担当講師が指示したとき)

普段は電源を切らせ、触らせない。トイレなど途中退出時も必ず置いて行かせる。

私語

母国語での大声での会話厳禁。とくに、導入時など集中すべきときにしていたら、厳しく指導。

日本語に関する小声での相談は時に応じて可。

居眠り

2回目まで起こす。その際、「顔を洗いますか、帰りますか」と学生に聞く。

3回目は「帰ってください」。出席率は自己責任。

飲食

会話や読解時の弊害になるため、ガム禁止。もし見かけたら、吐き出させる。

のどを潤すための飲料水は可。ただし、床にこぼすのは厳禁。

休み時間の食事は可。ただし、ゴミの処理に気をつけさせる。

清掃

終了時、身の回りのゴミ(えんぴつの削りカス、消しカスなど)を確認させる。

イスもきちんと机の中に入れさせ、整頓させる。机を汚した場合は、教室内にある清掃道具で拭き掃除厳守。

特に、テキスト、配布物などの忘れ物がないか、確認させる

その他

出席率は厳しく管理していく。とくに欠席した翌日、なぜ休んだか理由を聞く。通院以外の欠席は認めない。

また、私用での退出、早退は認めない。緊急時など、万が一学生から要求があれば、事情を聞いた上で判断。

授業中の内職(宿題など)禁止。

席順は基本自由だが、弊害があれば適宜指定した席に座らせてよい

クラスルールを読んで、なるほどね、と思われましたか。
わたしは、千葉の日本語学校時代、初級のクラス担当だったので、実はこの通りには学生に説明できなかったんです。

わかりますか?

語彙コントロールが必要なんです。
このまま学生さんに話したら、間違いなくポカンとされるでしょう。

たとえば、私語だったら

「勉強します。みなさんの国のことば、話します。ダメです」

みたいな感じで説明していきます。

わたしは、ホワイトボードに絵を描いたり、ジェスチャーしたりして、なんとか説明していました。

初級クラスは、難しいですね(汗)

まぁクラスルールは、この通りやらなくても大丈夫、あくまで参考程度に思ってください。

では、またねー

ぱんず

 




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