新人日本語教師&420時間日本語教師養成講座の学生さんにおすすめの本4冊
今回のテーマは「新人日本語教師&420時間日本語教師養成講座の学生さんにおすすめの本」です。
以前に書いた記事「日本語教師におすすめの本」を新人日本語教師のみなさんと420時間日本語教師養成講座を受講されているみなさん向けに書き直しいたしました。新しく追加した本もあります。おもに授業や教案づくりに役立つ本を選びました。
1.日本語の教え方ABC―「どうやって教える?」にお答えします
日本語の初級に対応しています。簡単な文法知識や導入のしかたが載っています。巻末には絵教材があり何度か授業で使いました。
日本語教師をはじめたころ、導入のしかたが思いつかないとき、よくこの本を読んでいました。
この本との出会いは養成講座のときです。講師のある先生が授業中に「わたしが教えたことは全てこの本に書いてある」と言いきったんです。さすがに驚きましたが…でも潔いですよね(笑)
自分が通った養成講座のことを近いうちに記事にしようと思っています。その講師の先生もそのとき紹介します。お楽しみに!
2.日本語授業の進め方 生中継
この本も日本語の初級に対応しています。文法知識や導入のしかたが分かりやすく書いてあります。ただ初級の全てを網羅しているわけではないので、自分の知りたいところが書いてないかもしれません。裏表紙で確認してくださいね。
わたしがこの本を購入したきっかけはWEB動画付きだったからです。当時は授業見学をしたことがなく、他の先生はどうやって授業をしているのか知りたかったからです。
WEBで見せていただき、大変ありがたかったです。参考になりました。この場で感謝いたします。
3.<初級者の間違いから学ぶ>日本語文法を教えるためのポイント30
タイトル通り初級に対応しています。全て誤用例からはじまります。外国語ではどうなるのかも書いてあって大変参考になりました。導入例なども載っていますが、わたしはどちらかというと自分が理解するために読んでいました。なるほど!って納得することがたくさんあり何度も助けられました。個人的にこの本で紹介されていた尊敬語と謙譲語の歌(10人のインディアン)が好きです。学生の反応は残念ながらいまいちでしたが…
<初級者の間違いから学ぶ>日本語文法を教えるためのポイント30
4.はじめて日本語を教える人のためのなっとく知っとく初級文型50
文型がどんな場面で使われるかを可愛いイラストで描かれています。日本語の先生、日本語に興味のある日本人、日本語を勉強しているポールさんの3人の会話形式で文型について説明されています。わたしは台湾在住でしたのでkindleで購入いたしました。なので読み物として読んでました。
いまさらながら授業でも活用すればよかったと反省しています。
はじめて日本語を教える人のためのなっとく知っとく初級文型50〈デジタル版〉 はじめて日本語を教える人のための なっとく知っとく初級文型50〈デジタル版〉
以上、新人日本語教師&420時間日本語教師養成講座の学生さんにおすすめの本でした。
参考になったらいいな。
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