初級の前半あたりで教えると学生に喜ばれる何(なん)と何(なに)の説明
何(なん)と何(なに)
日本語学習者にとって、何(なん)と何(なに)はすごくモヤモヤすることのようです。
日本人のように自然に覚えるのは難しく、日本語上級者でもよく間違えてるのを耳にします。
できる日本語の初級では
第1課 趣味は何(なん)ですか。
第2課 ケーキ屋は何(なん)階ですか。これは何(なん)の料理ですか。
第3課 今、何(なん)時ですか。何(なに)をしますか。何(なに)も食べません。
第4課 Bさんの町に何(なに)がありますか。
学生さんは第3課あたりからモヤモヤしだして、第4課でモヤモヤはピークに達します。
第4課のST3言ってみよう⑤では「何(なに)を食べますか」と「サムゲタンは何(なん)ですか」が一緒に出てきます。違いが分からず、もう訳が分からないようです。
なので、わたしは第3課の途中で何(なん)と何(なに)の説明をしています。
説明といっても初級の3課ですので、簡単なルールだけ。
授業のおわりに、次回は何(なん)と何(なに)の説明すると告げると、学生さんは目を輝かせて喜びます。
わたしは第3課でなくても初級の前半あたりで教えてあげるのが、いいかと思います。
何(なん)と何(なに)の簡単なルール(ググればでてきますが一応)
ルール1:何の次にくる文字が、た行、だ行、な行は「なん」それ以外は「なに」
ルール2:数字に関する質問は「なん」。何階、何枚、何時etc
説明はこれだけ。板書してあげると分かりやすいと思います。
説明がおわったあと、学生さんたちみんなスッキリ顔です。
初級の前半あたりで、何(なん)と何(なに)の説明するのをおすすめします。
よろしかったら、みなさんのご意見を教えてください。
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