ベトナムの生徒からリスペクトされる日本語教師が語る 日本語教師インタビュー第1回キブロさん

日本語教師インタビュー

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日本語教師 キブロさん

年齢:40代後半
学歴:高卒(現在大学在学中)
資格:420時間養成講座修了
日本語教師歴:国内3か月(技能実習生受け入れ機関、地域ボランティア)、海外28か月(大学内の国際訓練センター)
前職:農業関連のマーケティング

日本語教師を目指そうと思ったきっかけは何ですか

会社倒産後ニートとしてかなり長いことフラフラしていました。
そんな時期に約18か月、東南アジアを周遊して海外(ベトナム)に住むのも悪くないかも!?って思うようになりました。
簡単に言うと現実逃避です。
ベトナムでは行く先々で日本語を学習している人に出会い、調べてみると日本語学校や日本語センターの数も多く、就職には困らないと感じました。
なので正直、海外移住の手段として日本語教師を選んだだけで、日本語教師になりたい!という強い気持ちは特別ありませんでした。

日本語教師になってよかったことは何ですか

一番は当初の目的の海外移住が達成できたことです。
日本語教師になったからだけではないですが、今の自分になれたこと!

仕事で苦労することはありますか

今の職場はベトナムで2校目なんです。
細かいことはいくつかありますが、好き勝手にやらせてもらってるので、あまり気になりません。
今の職場に就職する際も、自分の希望条件を全て伝えて納得して就職しましたから・・・
強いて言えば、モチベーションの維持です・・・
1校目では日本人教師間の仕事上での人間関係が面倒でした。
在住歴や教師歴でマウント取ってきたり・・・
もちろん学ぶ所もありましたが、自分にとっては老害でしたね・・・
なので、日本人のいない学校へ転職しました。

ベトナムの学生はどんな感じですか

明るく素直で、ただちょっとだけズルい・・・。
教師に対するリスペクトがすごく、こっちが恐縮してしまうくらいです。
そして、100%の答えを求めがちに感じます。
そのため間違いを恐れて、反応が遅かったり口が重かったりします。
母語での日常会話では行っている非言語の部分が、日本語学習になると抜け落ちてしまう。
コミュニケーションの授業では、そこを気をつけて行っています。

これからの目標を教えてください

初めは戸惑いもありましたが今では、教えるのはベトナム人教師、トレーニングするのは自分という、ベトナムでの自分の役割が明確になりました。
いろいろ考えて準備しても、うまくいかない授業もあります。
でも、いい加減だと思われるかもしれませんが、学生には何をやってもプラスになると思っています。
なので、日々試行錯誤。
言葉は悪いですが、「今日の学習者は明日の学習者の実験台。」これが私のモットーです。
プロとしての自覚を持って、恐れずに「これやってみよう!」ってことをやっていこうと思います。中長期の目標は、「半日本語トレーナー、半X」として、日本語トレーナー以外の活動をしていくことです。
長年経験してきた農業分野にも手を出したいです。

日本語教師を目指している人へメッセージをお願いします

日本語教師は給料が低いとか、待遇が悪いとか・・・内輪の批判を多く見聞きしますが、大変なことはどの職種にもあることです。
なのでやってみたかったら、とりあえずやってみたらいいと思います。
嫌なら職を変えるか職場を変えればいいんで・・・

キブロさん、ありがとうございました。
次回の日本語教師インタビューをお楽しみに。

では、またねー

ぱんず

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