クリスマス映画「素晴らしき哉、人生!」フランク・キャプラ作品

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クリスマス映画「素晴らしき哉、人生!」フランク・キャプラ作品




もうすぐクリスマスですね。
1946年のクラッシック映画「素晴らしき哉、人生! It’s a Wonderful Life 」の紹介です。

「素晴らしき哉、人生! It’s a Wonderful Life 」

絶望したり生きてる意味があるのかなって考えたことありますか。
わたしは、つい半年前に病気になって、まさに絶望に近い状態でした。
この映画は(絶望することないよ)(生きてる意味はあるんだよ)ということを教えてくれる。そんな作品なのです。

人のために生きてきたといっていいジョージ・ベリーは、絶望のどん底で命を捨てようとしていました。そんなジョージを助けるために翼のない天使クラレンスが現れます。クラレンスは言います「1人の命は大勢の人生に影響して、1人が欠けると世界は一変してしまう」

ジョージは、クラレンスが見せた世界により(自分の人生は素晴らしかったんだ)と気づきます。
そして(もう一度、生きたい)と思うのです。

日本語教師の人、これから日本語教師になる人は、たくさんの日本語学習者の人生に影響をあたえます。
きっと、たくさんの人に感謝されることでしょう。

あなたの人生は、絶対すばらしい。

わたしは、そう確信します。

フランク・キャプラ

「素晴らしき哉、人生!」の監督は、フランク・キャプラです。
キャプラは、1930年代にハリウッド映画で活躍しました。
第二次大戦で映画班だったキャプラは、戦争から戻ってきて、全てをかけ「素晴らしき哉、人生!」を作ります。
ですが、興行的に大失敗。自信を失って、その後、これといった映画を作ることができなくなりました。
戦争での体験も影響したのかもしれません。

しかし「素晴らしき哉、人生!」は、アメリカのTVでクリスマスに放送されるようになって、キャプラを知らなかった世代から大絶賛されるようになりました。
「素晴らしき哉、人生!」も大勢の人に影響をあたえた映画なのです。

その他のフラック・キャプラ作品

或る夜の出来事 It Happened One Night

結婚が嫌で逃げだした金持ち令嬢と新聞記者のお話。
この映画を見たとき、あっ、ローマの休日じゃない?そして最後は、卒業だろ!みたいな。のちの2作品に影響をあたえた、というかパクったんじゃないかって思いました。1934年の映画なので、キャプラのほうが先に作っています。「風と共に去りぬ」に出演する前のクラーク・ゲーブルが主役です。

スミス都へ行く Mr. Smith Goes to Washington

「素晴らしき哉、人生!」のジェームス・スチュワートが主演です。
ボーイスカウトを経験した青年が政治家になるのですが、悪に染まらず正義を貫き通すという作品です。

ジャッキー・チェンの「奇蹟/ミラクル」

シティーハンターと同じくらいジャッキー映画では、賛意両論分かれるのですが、ジャッキー自身は、すごく気にいってる作品だとか。
わたしも好きなジャッキー映画のひとつです。
「奇蹟/ミラクル」は、フランク・キャプラの「ポケット一杯の幸福」のリメイク作品になります。
ジャッキーもキャプラを見てるんだと思うと、すごく共感がわきますね。

では、またねー

ぱんず

 




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