【コラム】山小屋のデラウエア~チェンマイで恋をした~

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【コラム】山小屋のデラウエア~チェンマイで恋をした~


☆☆☆Coffee Time☆☆☆

チェンマイ(タイ北部)のエレファントキャンプを知ってますか。

チェンマイの山に登り、ゾウに乗り、カレン族に会い、川をくだるツアーです。

もう20年くらい前のタイ旅行で体験しました。

チェンマイのゲストハウスで、何だかよく分からないまま、ただただカレン族に会いたくて2泊3日のツアーに申し込みました。

ツアーといっても旅行会社ではなく、ゲストハウスのスタッフ(カレン族)に連れて行ってもらうんです。

ゴールデンウィークということもあって、集まった人は全員日本人でした。

男性5人、女性2人。

みんなそこのゲストハウスに泊まってる人(笑)

初対面だけど、すぐ仲良くなりました。

似た者同士だからね。

わたしは、エレファントキャンプでメンバーのAちゃんに恋をした。

初日は子どもの遊び場のような場所に寄ったりしながら、山を登っていきます。
途中までは軽トラ、山道は歩き。

夕方、山の中にある山小屋に到着。

5人で泊まります。

1日歩いて汗もかいたので、みんなで水着になってシャワーを浴びます。

シャワーといっでも小さな滝(川かな)です、水はかなり茶色い。

みんな、さっさと着替えて滝に行ってしまった。
服の下に水着を着ていたよう。

残ったのは、わたしとAちゃんだけ。

Aちゃんがくるっと背を向けたので、そのすきにズボンを脱いで水着に着替えました。

ふとAちゃんを見ると、既にTシャツを脱いでブラジャーを手に取っていた。

あわてて「先にいくね」と声をかけたら、少しだけ振り向き満面の笑顔で「うん」と。

そのときAちゃんの頂きに目が釘付けに!

 (デラウェア…)

甘くて少し酸味のある葡萄、ピオーネの次に好きなやつ。

いやいや、ぶどうの順番なんてどーでもよくて、この瞬間、恋のスイッチが入ったよう。

その後、滝に現れたAちゃんのビキニ姿も可愛らしくて、ますます好きになってしまう。

山で見る星は素晴らしく綺麗で、その夜、すごく幸せな気持ちになったのを覚えています。

翌日の朝、早起きしたのでカメラで山の景色を撮っていたら、Aちゃんも同じように写真を撮っていました。
祖父から譲り受けたクラシックカメラがよく似合ってる。

もうAちゃんが何をしてても良く見えてしまってたのかも?

その日は山道をゾウの頭に乗りながら登っていきます。

ゾウの頭はチクチク痛かった(笑)

ゾウとお別れするとき、Aちゃんたちともお別れ。

1泊2日のツアーと2泊3日のツアーがあったようです。

てっきり、一緒にカレン族の村に行くものだと思っていたので、かなり落胆したのを覚えています。

でも、その後のほうが楽しかった。
目的はカレン族でしたので(;^_^A

男性3人が残って、カレン族の村に行き、翌日、川下りをしました。

村で紙が無くてもウンチができるようになりました(笑)

驚きなのは、売店を見つけちゃったこと(笑)
いちおう裏のほうに隠れて営業してるから、気づかれないようにはされてますが。

そしてツアー終了後、体中に赤い湿疹が…

どうも川の水らしい。

川下りのとき、ゾウのフンがいっぱい浮いでたんです。

その川から流れた水が滝の水だから、ゾウの大腸菌いっぱい。

川下りでも筏から何度も川に落ちたので(笑)

ちなみにAちゃんも湿疹が出たそうです。

その後、チェンマイの夜を3人で楽しんで、1人でバンコクへ戻りました。

日本に帰国後、もう1人の女性から「東京に用事があるから」と電話がきて、Aちゃんを交えて3人で食事することに。

2か月ぶりの再会、旅の話をして楽しかった。

楽しかったけど…

Aちゃん、何か普通で…というか地味な女の子で。

同じ人なんだけど…

う~ん…1ミリもドキドキしない!

それっきり会ってません。

いったい何だったんだろう?

舞い上がってたのかな。

魔法がとけたの?

という、たわいもない話でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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では、またねー

ぱんず

 




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